消費税を上げると正規雇用が減る


消費税10%だと

年間200万円の人件費で

消費税は20万円の納税

 

人件費は消費税の対象ではないので

経営者が負担する消費税は増えます。

 

ですから、

消費増税をするたびに

人件費負担が増えるので

経営者としては

正規雇用の従業員をかかえることが困難になってくるのです。

 

そして、

外注や請負でできる業務は

アウトソーシングすることにより

コストカットをしたくなりますね。

 

年間200万円の人件費とは、

月額15万円の給与で

社会保険加入の場合、

 

会社負担の法定福利費は

7,342円(健康保険料)

27,450円(厚生年金)

450円(雇用保険)

450円(労災保険)

合計35,692となります。

 

毎月の人件費は

185,692円となり

年間で2,228,304円となります。

これに消費税負担10%の222,830円を加えると

2,451,134円になります。

 

給与月15万円で

20万円の人件費がかかるということです。

 

これじゃー

正規雇用が増えるわけがない。

むしろ正規雇用をやめるほうが得策という

考え方にならないでしょうか?