経営者としては
人件費を抑えたいから
仕事は外注したい。という方も多いでしょう。
従業員を雇用する場合と外注にする場合の
かかるコストを把握した上で判断したほうがいいと思います。
ここではそれぞれかかるコストを見ていきましょう。
雇用する場合のコスト
従業員を雇用すると次のこすとがかかります。
ここでは事例として月額20万円の従業員を1名雇う場合でみていきます。
給料 200,000円
社会保険料
厚生年金 18,300円
健康保険 9,790円
厚生年金と健康保険は事業主と従業員が折半します。
ここでは事業主負担分のみの金額です。
労働保険
労災保険 600円
雇用保険 1,200円
労災保険料は全額事業主が負担、
雇用保険料は従業員負担と事業主負担があります。
ここでは事業主負担分のみの金額です。
合計229,890 円
従業員として雇用すると
給与計算や社会保険や労働保険の手続き等の事務コストがかかります。
会社のコストはこれだけでしょうか?
消費税も影響してきます。
雇用する場合は人件費になるので消費税は非課税となり、
外注の場合は課税となります。
外注にすると仕入税額控除になるので
200,000円☓8%=16,000円分雇用するより節税になります。
まとめると、
人件費200,000円と外注費200,000円では
(会社負担で見た場合)
人件費245,890円+事務コスト
外注費200,000円
となります。
(従業員で見た場合)
給与の場合
200,000円ー社会保険料29,890=170,110円(手取り額)
外注の場合
200,000円
外注にした場合は
個人で国保、国民年金に加入することになります。
保険料は
国民年金16,410円
国民健康保険12,092円
合計28,502円
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