たまたま、
私の場合は普通科の高校に入れるレベルではなかったので
商業高校を選択しました。
商業高校では情報処理科で主にCOBOLというプログラム言語を学びました。
もちろん簿記やそろばん、ワープロ、商業法務やマーケティングなどビジネスに基本的なことも学びました。
高校卒業して㈱日立製作所の情報システム事業部に入社しました。
プログラムの勉強をしていたのでSEになるつもりが、
半年間の研修の後、配属されたのが
経理部会計課でした。。。
当時は工業高校からの採用はシステム開発部門
商業高校は総務・技術・資材・経理などの管理部門の配属だったのです。。。
私の場合は日商簿記2級を持っていたということで
経理部配属になったそうです。(後で聞いた話。。。)
入社した以上は社長を目指します。。。
ですが、出世できる人はある程度決められていることを知って
無理なんだ。。。とすぐさま挫折したことを覚えています。
やりたい仕事ができないジレンマを感じつつ
3年間は我慢して事業部会計を担当しました。
学んだことは多く、今でも生かされています。
大きな会社に入って
安定する人生の選択肢もあったんですが、
勝ち目のない勝負はしたくないと思って、
当時は、シンガーソングライターになります!
といって退社しました。
その後、
サービス業に向いてないと感じた自分を変えるために
フリーターで新幹線の車内販売のお仕事をします。
東京〜大阪〜博多と
色んな所に行けたのと
そこで仲間がたくさんできたことが財産です。
歌の勉強をしようと学校に行っていたこともあり
カラオケやさんでバイトもしました。
後に、社員として働くようになり
接客と調理の基本、
集客や店舗運営・採用など
店舗運営の一連のノウハウを学びました。
その会社でも登っていこうと頑張りましたが、
家庭の事情で退職することになりました。
続けたいと思いながらも退職する虚しさを感じました。
就職して転職してを経験して
生きていくためにはどこかで働かなければならないと
思っていましたが、
その後に就職した商工会は
地域で頑張る事業主の方たちと接することが多く
商売を始めることを考えるようになります。
会社で得たノウハウはたくさんあり
リスク回避にもなっています。
たとえば、
税務申告のノウハウ
労働保険・社会保険のノウハウ
マーケティングのノウハウ
経営指導のノウハウ
専門家から得たノウハウなど
ビジネスを始めるためのノウハウは
たくさん学べました。
創業コンサルタントとして
独立して思うことは
「創業」のしかたを
もっと若いときに学ぶべきだということです。
もう一度言いたい。
「創業」のしかたを
もっと若いときに学ぶべきです。
選択肢の一つとして
進学・就職・転職・創業があって
創業を学ぶことで、
育った地域でビジネスをはじめて
雇用を生むことができれば
地域活性化にもつながると思います。
ビジネスプランの作成や
商品・サービスの広告宣伝のしかた
税金や社会保険料
従業員雇用の場合に事業主として
知っておかなければならないこと。
一連のことを学ぶことで
社会に適応できる人材と
ビジネス感覚の高い人を育てることが
できるんじゃないかなぁと思います。
みんなが行く方は
安全なように見えるが
険しくもある。
地域にとって
いい商品・サービスを考えて
良い価格で利用してもらうプランが考えられたら
あとは実行するのみです。